③借金彼氏は宇宙人。その理屈すべて理解不能!

彼の理屈が分からない

借金彼氏に事情聴取開始!

消費者金融からの借金20万円が判明した彼。
とりあえず付き合い続けることと引き換えに、借金返済に向け口出しする権利を得た私。

さっそく、事情聴取です。
今回は対話風にお送りしたいと思います。

私「借入先は?」
彼「○○○○(某有名消費者金融)」

私「借入額は?」
彼「20万円」

私「いつ借金したの?」
彼「1年くらい前」

私「1年前!?待って、じゃあ一体いくら借入て、今いくら借金が残ってるの?」
彼「20万円借りて、今もたぶん20万円くらい残ってる」

私「そもそも何で借金したの?」
彼「引っ越ししたくて」

※確かに、彼は一年ほど前に会社の寮を出て、一人暮らしを始めていました

私「引っ越したの1年前だよね?なんで1年前の借金が元金丸々残ってるの?」
彼「うーん、借りたり、返したりを繰り返してるから……」

私「いや、それもう引っ越しのための借金じゃなくて、ただの遊ぶ金欲しさの借金だよね?」
彼「いや、そういうんじゃないけど……」

私「いや、そうだから」
彼「いや……」

私「そもそも、寮はまだ住んでて良い期間内だったし、圧倒的に家賃光熱費安く済むし、借金してまで寮を出る必要なかったよね?」
彼「うん、でも、一人暮らししたくて……」

一人暮らししたいっていう気持ちはわかるのですけれどね。

私「それに、20万円なんて、数か月我慢すれば貯められたよね?寮の家賃なんてあってないようなものだし、ボーナスもあるんだし。もしくは、借金するにしても、親とか銀行とか、消費者金融よりマシな借り先いくらでもあったよね???」
彼「親はちょっと……」



借金に対する認識の差

当時の彼の口から出てくる言葉、理屈は、私の価値観とはあまりにもかけ離れすぎていて、宇宙人と会話をしている気分になりました。

私は、借金は、家や車などの大きな買い物をするときのみ。
もしくは、教育や事業立ち上げなど、目的と計画がはっきりしているとき。
もしくは、切り詰めて切り詰めてそれでもどうしてもにっちもさっちもいかなくなったとき。
そういうケースで決意をもって踏み出すものだと思っていました。

私からしてみれば、全くする必要のない借金を、信じられないほど安易にしているのです。

当時の彼は、節約など全くしていませんでした。
好きな時に好きなものを食べ、好きなものを買い、好きな場所に住み、誘われれば遊びに行き、誘われなくても遊びに行き、そりゃあもう自由気ままでした。

 

借金彼氏への事情聴取で判ったこと

事情聴取の結果分かった、借金彼氏の頭の中はこんな感じです。

・借金にあたって、特に理由もなく安易に消費者金融を選択している
・返済計画を立てていない
・そもそも返済(完済)する必要性を感じていない
・おそらく、利子のことをあまり意識していない
・借金の金利を把握していない
・どういう返済をしたらどうなるのか、プランによってどのくらい返済総額が変わるのかを意識していない
・借金をすることによるデメリットを意識していない
・自分の借入残高を知らない
・節約する気がない
・貯金する気がない
・将来設計を考えていない
・収入-固定支出-貯金・投資=自由にできるお金、の公式を持っていない

……もう、何もかもが自分自身の感覚からかけ離れ過ぎていて、彼の発する言葉の一つ一つが理解の範疇を超えていました。

これまで仲良くやってきたはずの、言葉が通じていたはずの彼はどこにいってしまったのでしょうか……?

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