彼の借金は450万円。それでも、なんとかなる?
彼の借金の総額が明らかになった時、
私は、別れないためにはどうすればいいか、
どういう条件だったら別れなくていいか、を必死で考え始めていました。
これ、ちょっと怖いですよね。
借金の金額が小さければ、別れないで何とかしようと思ってしまうのも仕方がないかなと思います。
怖いのは、この金額が徐々に膨れ上がっていくこと。
最初から借金が450万円あると打ち明けられていれば、即・別れるという判断をしていたかもしれません。
でも、小出しにされてしまうと、
20万円なら……
70万円なら……
450万円でも……大半は奨学金なのだし……
と、こちらの感覚も徐々に麻痺してしまって、冷静な判断が下せなくなってしまいます。
これが更に600万円、800万円、1,000万円‥‥‥となれば流石に、と思いますが、当時の私が別れを決断できたとは断言できません。
……と、少し脱線してしまいましたが、本筋に戻りましょう。
借金発覚時に約束した付き合い続ける条件の一つである「3日後に返済プランを提示」を守らなかったどころか、さらなる借金の上塗りをしてきた彼に対し、「別れる」という判断をすることができなかった私。
決定的な判断を先延ばしにしながら、できれば事態を改善の方向に向かわせて、別れずにすませたい……。
そんな思いで一人、借金返済に向けあがき始めるのでした。
借金返済への道、スタート!
とにかく、彼の借金を一刻でも早く完済させなければ!
そんな思いで行ったことは大きく次の4つです。
①現状把握
②彼の意識改革
③返済プランの立案
④返済プランを実行するためのルールづくり
次回の記事から、ひとつずつご紹介していきたいと思います。