彼氏に借金発覚!そんな事態になってしまったら……。
即刻別れるべき?
でも、別れたくない!
でもでも、やっぱり別れた方が懸命……?
でもでもでも、……。
こんな風に理性と感情がせめぎ合い、「別れる」「別れない」の決断をするのは本当に難しいですよね。
私は「別れない」ことを選びましたが、何か一つ状況が違えば、「別れる」選択をしていたかもしれません。
この記事では、私が当時、借金持ちの彼氏と「別れるべきか」「別れないか」を、何か月にも渡って悩み考え続けた際に、実際に検討した観点をまとめたいと思います。
何か一つでも、同じように悩まれている方の参考になれば幸いです。
借金彼氏と別れる?別れない?考えておきたい10の観点
①“借金彼氏”のデメリット(リスク)
こちらの記事でご紹介したとおり、借金彼氏には以下のデメリット(リスク)が付いて回る可能性があります。
ここでは簡単に、項目だけ再掲しますね。
- お金がない(貯金がない)
- 個人信用情報に事故情報が登録されている
- 借金の原因となった、借金そのもの以外の難点(浪費癖、ギャンブル、アルコール依存、etc.)
- 一度完済しても借金を繰り返す可能性
- 彼に対し100%の信用をおけない関係
彼は、これらのデメリットに該当しそうか?
これらのデメリット(リスク)を受容してでも、自分は彼と一緒にいたいのか?
この問答を繰り返し繰り返し、自問自答してきました。
②借金のほかに、別れを検討する要素がないか?
もし、借金以外にも、普段から別れがよぎるような彼だとしたら……。
- 暴力
- モラハラ
- 浮気
- 風俗
- 依存症
- 労働意欲
- 宗教
- 家族関係
- セックスレス
借金以外の部分にも、大きな問題があるのであれば、借金発覚を前向きに捉えて、これを機に二人の関係を見直してみるのもありかもしれません。
③借金の金額
借金をした理由次第というところもありますが、借金の金額が年収の2,3倍や、1,000万円といった高額だった場合。
計画性の無さや、返済の困難さを理由に、私であれば別れを選んだ可能性が高いです。
④借金の原因
借金の原因がギャンブルやアルコールだった場合、依存症とセットになっている可能性があります。
借金の返済だけでなく、依存症の根治も必要となると、付き合い続けるには相当の覚悟が必要です。
また、例えば私の場合であれば女性関係(浮気、キャバクラ・クラブ、風俗など)が原因で借金が膨らんでいた場合、許せずに別れを選んだ可能性が高いです。
⑤借金の種類
ひと口に“借金”と言っても色々な種類があります。
- 親族や知人からの無利子の借金
- 奨学金
- 自動車や家などのローン
- 銀行からのキャッシング
- クレジットカードの分割払い
- クレジットカードのリボ払い
- 消費者金融
- 闇金
など……。
どこから借りているのか、無利子か有利子か、有利子の場合の利率はどの程度か。
これらの情報から、置かれている状況の深刻さや完済の難易度を推しはかることも、別れるべきか否かを検討する材料の一つになります。
また、可能であれば”滞納”がないか?も気を付けてみてください。
家賃光熱費の滞納、クレジットカード返済の滞納、振込型納税の滞納、年金の未払い…。
”借金”という名目でなくとも、いずれ支払わなければならないお金という意味では同じです。
結構見落としがちですので、注意してみてください。
⑥返済状況
返済が進んでいるのか延滞しているのかも、検討材料の一つです。
もし元本が高額であっても、返済が順調に進んでいれば、ちょっと安心できますよね。
逆に滞納している場合は、彼の計画性の無さや信用情報への悪影響など、不安要素が増えることに……。
⑦更生可能なタイプか
既にある借金は一万歩譲って脇に置いておくとして、より大切なのは二度と繰り返さないことですよね。
- 彼は、安易に借金をして欲しくないという我々(彼女)の気持ちを本当に理解してくれているのか
- 完済~再発防止において、彼はどの程度自分自身を律することができるのか
- 完済~再発防止において、彼はどの程度他者(彼女)の介入を許容できるのか
こういった観点で彼のことを考えてみると、完済できるか、二度と繰り返さないか、が見えてくるかもしれません。
⑧自分の年齢、彼の年齢
例えば彼がまだ10代なのだとしたら、安易な借金は若気の至りなのかもしれない。
例えば自分がまだ20代なのだとしたら、あと3年は彼に付き合ってみてもいいのかもしれない。
特に、女性側に結婚願望や子供の希望がある場合、年齢は非常に大きな要素ですよね。
自分の中で密かに、”彼の今後を見極めるのは何歳まで”といった年齢でリミットを設ける、という方法もありです。
⑨彼の希少性
自分にとって彼がどれだけ希少な存在か。
自分は惚れっぽいのか、滅多に人を好きにならないのか。
彼に未練があるのは惰性か、彼には他の人が持っていない魅力があるのか。
こうした点を考えるのも、”自分がどの程度のリスクを引き受けるのか”を決めるときの判断材料になります。
⑩自分はどの程度リスクを引き受けられるか(冒険できるか)
借金彼氏と付き合い続けるのは、それこそ博打です。
自分にも、ある程度のリスク(金銭的負担や結婚の遅れなど)が及ぶことを想定しておき、そのリスクが降りかかってきても、受容できる、対応できる、といったシミュレーションをしておいた方が良いと思います。
具体的には、
- 自分に収入・貯金はあるか
- 家族など金銭的・精神的に頼れる存在はいるか
- 結婚や子供の願望はあるか、希望時期はあるか
などですね。
こうした自分自身の状況や条件を踏まえて、彼との付き合い方を決めてもいいと思います。
例えば、
- 彼の借金総額が自分の貯金以下ならOK
- さいあく彼が破産しても金銭的に頼れる家族がいるからしばらくは様子をみてもOK
- 子供を産み育てるには経済的に厳しくても、自分のライフプランに子供はマストではないからOK
- 今20歳で、結婚は30歳までにしたいから、25歳までは様子をみてもOK
などなど。
以上、『借金彼氏と「別れるか」「別れないか」を検討する際に考えたい10の観点』のご紹介でした。
参考になりましたら幸いです!